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郁弥「兄貴は僕が邪魔に
なったんだ。そんな兄貴が
どうしても許せなかった。」

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真琴「それはきっと違うよ。
自分でちゃんと出来るように
なってほしいって思ってる
だけなんじゃないのかな?

同じお兄ちゃんの立場として
は、ちょっと寂しいけどね。」

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遙「夏也先輩はおまえのこと気に
かけてた。嫌われてもしょうがない
って、寂しそうに言ってた。」

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郁弥「兄ちゃんさえいれば、仲間
とか友達なんかいらないって。

だから、兄ちゃんがいなくなって、
ずっと一人で泳いでたんだ。」

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郁弥「ほんとは…
ずっと、寂しかった。

…ハルみたいになれば、
兄ちゃんがもう1度振り向いて
くれるんじゃないかって。」

郁弥も、夏也さんに負けず劣らず
不器用なんだなってすごい思ったw

郁弥ももう、大丈夫かな?

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郁弥「ぅぁあああああああ!!!」

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旭「えっ!!あータオル、タオル…
ない。よしっ!!これで拭け!!」

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郁弥「…いらない。
そんな汚いの。」

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旭「汚いって何だよ!!
毎日洗濯だってやっ…」

郁弥「ふっ…。」

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郁弥「あはははっ!あははははっ!!!」

仲間のおかげでやっと泣けて、
仲間のおかげで大笑いできて。

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旭「おーっし!!部活に戻ろうぜー!!!」

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真琴「うん、戻ろう。」

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郁弥「うん!!」

すごくいい笑顔をするようになって、
つい、泣きそうになりましたw

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郁弥「兄貴、僕…今まで
ずっと、兄貴の後ろばっかり
ついて泳いできた。」

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郁弥「けど、もう辞めるよ。
あの時兄貴が言ってたことが…」

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郁弥「分かった気がするから。」

ほんと…良かったぁ!!
良かったよぉおお!!!

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尚さんの病気の件は、正直
とてつもなくびっくりした。
それも急に病院に入院してるし。

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尚「網膜剥離。去年の秋から少し
見えにくいなーって感じだったん
だけど、そのうち直るだろうって
放っておいたらさ、結局、手術
することになっちゃった。」

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尚「教育係はすぐに復帰出来るよ。
でも選手としてはしばらくは
安静。俺はもう、今年の試合
には出られないんだ。」

病気だったということ。
命に関わるとか、一生水泳に
関われないような病気だとか、
そんなんではなったのだけれど、
中学の最後の年に、水泳に力を
入れることが出来ないということ。

そういうのって、中学3年生にとって
きっとすごく辛いことだろうと思う。

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尚「中学ではもう試合に出られないけど、
高校でだって、水泳は出来るんだからな。

夏也に無理やり誘われて入った水泳部
だったけど、すっかりはまっちゃってさ。」

尚さんって、強いんだね。
いろんな後悔とか、泣いた
こともあったかもしれない。

それでも前向きに考えて、
今は後輩たちの教育係を
一生懸命にやっている。

なんか、ほんとすごいよ。